家庭でとっただしと同じ味をどこでも食べられる時代に。
堂本食品の中には、新たな世の中のニーズに応えるために「部会」という組織があります。現在、私が所属しているのは外食産業の新たなニーズを探る「外食部会」。その他にも、学校給食の次のニーズを探る「給食部会」や「パン部会」などがあります。「部会」の構成メンバーは、全国各拠点から営業が1名ずつ、そして本社の商品開発も加わっています。外食部会では、半年ほど前から「だし」をテーマに議論しています。現在、世の中に流通しているだしのほとんどに添加物や化学調味料が使われています。そんな中、日本中に自然食ブームやうどんブームが到来。さらには、「だしバー」といった新たな業態まで生まれました。堂本食品の保存技術を駆使すれば、添加物や化学調味料を一切使うことなく、美味しいだしを作れる。そうすることで世の中のニーズに応えられると考え、今もなお議論を重ねています。
営業本部東京第二営業所 課長 2007年 新卒入社 原田 裕矢の写真
「外食部会」で議論をしている中で強く感じるのは、飲食店の方々は常に新しいものを求めているということ。そんな中、私たちが新しい商品を作り、提案することで、飲食店では新メニューや商品を組み立てることができます。また飲食店に足を運ぶお客様も、常に新しいものを求めています。私たちが新しい商品を生み出すことで、多くの方に喜んでいただける。それが明確だからこそ、堂本食品は市場にアンテナを張り、ニーズに応える努力をしているのです。「定番」が売れていた一昔前と違い、大盛況したものが、たった半年後にはダメになってしまうような時代。そんな時代を生き抜くためにも、「部会」は大きく機能しています。